なかがわさんのワーホリ日記

なかがわさん、日本でもゆるく生きる

オーストラリア生活2年を経て日本に帰ってきました。ゆるく生きてます。

英語圏で行けるワーキングホリデー協定国ってどこ?

今回は英語圏のワーキングホリデー協定国についてまとめていこうと思います。

前回の記事でも書いたように
nakasaku.hatenablog.com

今、日本から行けるワーキングホリデー英語圏の国は全部で5カ国あります。

オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、イギリス、アイルランドです。

1.オーストラリア

まず、ワーホリの定番といえば南半球の大都市オーストラリア!

オーストラリアワーホリビザ申請に必要な条件

●年齢が申請日に18歳以上で31歳になっていない人
●健康であること
●滞在費として十分な資金があること(原則として5000豪ドル=約40万円)

また、その他の規定として

●語学学校等の学校に通える期間は最大で4ヶ月まで
●同一雇用主のもとで6ヶ月以上働くことはできません

ビザが発行されると、入国から12ヶ月滞在することができ、滞在中にファーム(農業に携わる仕事:フルーツのピッキングなど)の仕事を一定期間以上すると2年目も滞在できるセカンドビザの取得が可能

場所にもよりますが、気候が温暖であることや、どの都市もビーチが比較的近いのでマリンスポーツが好きな人は最高の環境なのではないでしょうか!

さらに、1回目の滞在中に条件を満たせばセカンドビザを使って2回ワーホリでオーストラリアに滞在することができるのも魅力的。

2.ニュージーランド

こちらも南半球のとってもアットホームな都市

ビザ申請に必要な条件はオーストラリアとあまり変わりません。

18歳以上31歳未満
●健康であること
●滞在費として最低限4200NZドル(=約35万円)を所持していること

オーストラリアと少し違うのは
同一雇用主のもとで期間制限なしの就労が許可されていること。さらに、学校に通える期間は6ヶ月と少し長め。

ニュージーランドも3ヶ月以上フルーツピッキングなどの農園のアルバイトをするとビザの延長申請が可能です。
しかし、こちらは延長が3ヶ月までなのでオーストラリアの1年延長に比べるとかなり短いです。

自然が豊かで美しい景色の中で過ごせること、アットホームでのんびりした雰囲気が落ち着く人はニュージーランドは最適かもしれません。

3.カナダ

カナダは他の国と比べると比較的聞き取りやすく、なまりの強くない英語を話す人が多いのでなまりのない美しい英語を学ぶのに最適!

ビザ発行の条件は

18歳以上31歳未満
●最低$2500(約25万円)相当の資金があること
●帰りの航空券を持っているまたは購入できる資金があること


2016年からカナダへのワーホリビザは抽選制となり、いくつかのラウンドに分けて応募者にランダムで招待状が届き、招待状をもらった人だけが一定期間内でビザの申請を行えるようになりました。
文字だけだと少し難しいので図にしてみました。


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わたしが申請したオーストラリアのワーホリビザに比べるとかなり面倒なステップを踏まなくてはなりません。

(オーストラリアは申請から数十分で通過メールが届きました…。)

さらに、カナダワーキングホリデービザは一度しか発行されないので延長はできません。

観光ビザや学生ビザに切り替えて滞在を延長することはできますが、ワーホリは一度きりです。

また、ニュージーランドと同じく学校には6ヶ月間通うことができ、同一雇用主のもとでの就労期間に制限はありません

治安もよく、なまりも少ないので英語を勉強したい学生さんなどに人気。

4.イギリス

英語圏といえば、ここは外せない!みんなは一度は憧れる都市、イギリス!

こちらも18歳以上31歳未満の健康な人が対象。


そして、イギリスワーキングホリデービザは完全抽選制で定員が決まっており、この中では一番ビザが取りにくい国になります。

定員は1000名
●滞在期間は2年間許可される
●延長滞在は不可

イギリスが他国のワーホリビザと大きく違うのは「イギリス国が”ワーキングホリデー”としてビザを許可していない」という点です。

イギリスでは"YMS Youth Mobility Scheme" というプログラムとして2年間のフルタイムの就労と滞在を認めるビザを発行しています。
このプログラムを通称ワーホリビザとして呼んでいますが、他のワーキングホリデービザと違い、就労が第一の目的なので入国の際、ワーキングホリデーで来ました!なんて言うと観光ビザに変えられるケースもあるとのこと…。


そんな通称イギリスワーホリビザの注目すべき点は滞在が初めから2年間許可されているということ。長期滞在が可能なのは魅力的!


一年に一度しかビザ申請のチャンスがなく、希望者の数に対して定員が少ないので倍率はかなり高いですが、
ファッションや音楽、芸術に興味がある人や、本場のブリティッシュイングリッシュを学びたい人はビザ取得に挑戦してみるのもいいかもしれません。


5.アイルランド

イギリスのお隣で治安も比較的よい都市、アイルランド


ビザ取得の主な条件は

18歳以上31歳未満であること(以前は25歳まででしたが、2015年に改正されていました)
●滞在費として日本円で約50万円以上の資金があること


1年のうち一定期間だけビザの申請が可能。
定員は400

(イギリスより定員が少ないので倍率も高いかと思われますが、実際は毎年定員割れで落ちる心配はあまりないそうです。)



他の国に比べてあまり人気はないようですが、ヨーロッパ留学をアットホームな雰囲気ででき、豊かな自然も楽しむことができます。

滞在中にヨーロッパに旅行をしたり、アイリッシュパブ巡りなんかするのも楽しそう…!



以上がワーキングホリデーで滞在できる5カ国です。
これらの条件を踏まえて、私がオーストラリアを滞在先に選んだ理由はまた次回…。