オーストラリアの選挙の話
日本では参院選の投開票日ですね。
実は先日(7/2)オーストラリアでも総選挙が行われていました。
この日の夜はホストファミリーがテレビの前から離れず、ニュース番組の速報を見ながらああでもないこうでもないと言っていたのですが、この時衝撃的なことをホストファザーから聞いたのです。
オーストラリアは選挙に行かないと罰金がとられる。
だそうです。
特別な理由なく選挙に行かなかった場合20ドルの罰金が科されるらしいです。
その結果とあってか、毎回投票率は90パーセントを超えるみたいです。
日本の投票率はいくらくらいか知っていますか?
さっき調べてみたんですけど、全体で約50パーセントとなっていました。
そのうち20代の投票率は30パーセント台前半…
若者の投票率が低いと選挙立候補者も若者に向けた公約を掲げても得票数は伸びないし、おのずと高齢者を優先したものになっていきます。(選挙で勝ちたいのでね)
それも悪くはないと思うのですが、若者があまりにも選挙に無関心なのはどうなのでしょうね。
ってオーストラリアに来てからすこし考えるようになりました。
先日のEU離脱の件も、若者世代は残留派が多数を占めていたと言います。
でも、結果は離脱。
選挙直後、イギリスのグーグル検索で「EU離脱したらどうなるの?」といったキーワードの検索が急増したらしいです。
若者の政治への無関心さが時に国の大事な決断に影響するかもしれないということに気づかされた大きな出来事でした。
わたしの大好きな本でチョコレートアンダーグラウンドというお話があるのですが
この話は国民が政治に無関心だったがために、自分が投票に行かなくてもきっといつもの政党が勝つだろうと選挙にいかなっかたがために、まさかまさかの健全健康党という党が勝ってしまって国民のほとんどが望んでいないのにチョコレート禁止法という法律が施行されてしまう話です。
EU離脱の件を聞いた時ふっとこの話を思い出しました。
(この本、本当に面白いので是非読んでみてください)
みなさん投票行ってきました?
支持する政党や立候補者がいなかったら白紙投票でもいい
って何かで聞いたことがあるのですが
投票率という数字でしか、私たちの政治への興味を表せられないのであれば、それも正解なのかもしれません。
日本も選挙を義務化したらどうなるでしょうね?
適当に1番上の人に投票しておいたわー
みたいな感じになっちゃいそうで怖いですね。笑
ということで今回は日本で選挙があったということで時事ネタで少し真面目なお話でした。
今日はこの後ビーチに行ってきたよ!という日記ブログも書くのでよかったら見てください!
では!